ほっかブログ

レシピーの話

といっても料理の話ではございません。

デザイン(レイアウト)の話でございます。

恥ずかしながら今まで“直感”や“感覚”(センス)頼りの制作をしてきた節がありました。自分にとっての良い仕事とはセンスよくレイアウトが組めた時だと、なんとなく思っていたのです。

今思えば、それは本当の意味でのデザインではなくて表面的な繕いなのだと思います。しかしながら、そんなことに気づきつつも感覚に頼ってしまう自分がいたのですね。

良いときは良い。ひらめかない時はダメ。プロとして仕事をするのなら一定以上の品質の保証が必要なので、デザインのレシピのようなものが必要なのだと思います。それはルールであり、細かく言えばフォント、カラー、レイアウト、導線の整理、目的と情報の優先順位の明確化など様々です。

誰でもレシピ(ルール)をみればある程度のものができるように、このルール(レシピ)に従えば一定以上の品質を保つ事ができる。そのためのレシピが必要なのだと思います。レシピがあれば「文字の大きさはどうしようか?」「画像をどこに配置しようか?」「色は何色を使おうか?」といったことに対する答えを効率的にかつ正確に導き出すことができるのではないでしょうか。

多くの工程を職人技に支えられていた広告制作の現場も、いまやPCとクリエイティブシート(Adobeソフト)があれば誰でも(物理的に)できるようになりました。ソフトで文字を打ち込めばそれなりに配置されて、画像を挿入すれば、それっぽいデータができる。だけど、それで本当に伝えたいことをよく伝えることができるのか。情報を分かりやすく、かつ的確に相手のハート射止めることができるのか。

制作はソフトのノウハウがあればできます。しかし、最終目的(広告主の意図・目的)を達成する道筋まで描くことが広告デザインの理想であり、使命であるのであれば、ソフトが扱えるだけでは不十分です。印刷するための“制作”から、広告効果を達成する“デザイン”へとシフトする、そんな転換の時期を自分自身が迎えている、そんな気がしています。

コメントが2個あります

  1. yas510 より:

    素晴らしい気づきです。

    ここから面白くなりますよ。

  2. sorairo より:

    ありがとうございます。

    なんだか、いろいろ見えてきた気がしますよ。

    ほどほどに調子にのりたいと思います。

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